私たちビジネスパーソンはこれまで、60分をひと区切りとして仕事を行ってきた。
だが昨今はテレワークの普及にはじまり、一人で黙々と働く機会が増えている。
当たり前にあった、少しの休憩や雑談が失われてしまった今だからこそ。
CHILL OUTがビジネスパーソンに提案するのが『55協定』だ。
仕事の合間に、5分間のチル休みをとる。あえて5分休むことで、次の55分を最高のパフォーマンスに。
今の時代、仕事と仕事の合間にも
ほどよくディスタンスを。
「5分休み」は、仕事中にちょうどよく、また必要な休憩だと考えています。
5分で瞬時に頭を切り替えるのは難しいので、リラックスするためのスイッチを用意するのがおすすめです。
音楽を聞いたり、香りをかいだり、飲み物を飲んだりと、五感に働きかけることが、頭を切り替えるきっかけになります。
西多昌規
早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授、早稲田大学 睡眠研究所 所長。著書に『精神科医が教える「休む技術」』など。